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吉田洋一
心身発達の心理士
吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です
吉田洋一(心身発達の心理士)
一般社団法人JSTC
記憶と行動のシステムには、短期記憶や長期記憶だけでは説明がつかないことがあります。この点を補完する考え方に、「ワーキングメモリ(作業記憶)」という概念があります。人間の複雑な認知作業において、必...
記憶には海馬が重要な役割を果たしていますが、記憶を固定して保持しているわけではありません。海馬を損傷した人は、新しいことを覚えることができなくても、幼児期のことなどは思い出すことができるからです...
感覚器からの各種情報を記憶として保持するには、ニューロン間をただ伝わるだけではなく、回路に何らかの変化が起こる必要があります。それは、シナプスに変化が起き、ある程度維持されることを「シナプスの可...
記憶とは、新しい事象を覚えて保持し、必要なときに引き出す働きをいいます。記憶にも多くの種類があり、いくつか分類方法があります。その一つは記憶の内容による分類です。 例えば、意識を伴い、覚えた知識...
「子どもの脳の可塑性」から、私の研究に基づく神経発達症(発達障害)児の支援について説明します。また、特異な才能のある子どもたちについても、同様の支援が可能ではなかと思っています。 脳細胞の数や脳...
「曲を演奏するためのプログラム」によって、各領域の細胞が活動するとき、これらの領域はプログラムをうまく処理するためには、正しく連携していなくてはなりません。例えば脳を、全ての部品がきちんとつなが...
あらゆる身体の動作は、脳の機能ネットワークによって制御され、すべてのネットワークは、脳の細胞同士のつながりの集合体で構築されます。一つのプログラムだけでも脳の様々な領域の細胞が関わっており、プロ...
脳は、これまで考えられていたより、はるかに変化しやすいことがわかってきました。脳にはおよそ1000億の細胞がひしめいています。そして、それぞれの細胞が、他の何万個もの細胞とつながっています。そうする...
運動はなぜ脳に良いのでしょうか。原始時代に遡ってみましょう。約1万2000年前の新石器時代、私たちの祖先は現代人よりもはるかに活発に動きまわっていました。理由は単純です。人類の歴史において、ほとんどの...
ウォーキングが、なぜ脳に良い運動なのでしょうか。 前コラムで説明しましたが、この60歳の被験者のデータに加え、若い被験者の実験データでも、やはり同様の結果が得られました。身体をよく動かした被験者の...
前のコラム「脳に良い運動」から「幸福感」までの詳細について、数回に分けて解説します。 「脳に良い運動とは」何でしょうか。 結論からいいますと答えは「身体を活発に動かすこと」です。 身体を活発...
認知症の予防にも新しいアプローチが生まれつつあります。これまでは、運動や食事、睡眠、コミュニケーションなどを意識することが常識と言われてきましたが、最近では、趣味や好奇心で脳を使うことが、認知症...
脳の鍛え方の常識も変わりつつあります。将来が心配になり脳トレばかりして脳を酷使すぎるのは実は逆効果なのです。 「脳を鍛える」というと神経細胞であるニューロンの刺激に注目しがちですが、実は脳内細胞...
本来、運動と脳の関係であれば、カテゴリは「老化防止や認知症の防止」です。が、カテゴリを子育てや教育とするのは、子どもたちへの「運動と脳の関係」を解説するためです。子どもたちへの運動と脳の関係につ...
今回から「運動と脳の関係」について説明します。 身体を動かすと、気分が晴れやかになるだけでなく、あらゆる認知機能が向上します。記憶力が改善し、注意力が研ぎ澄まされ、創造性が高まります。それ以上に...
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