宝の山が眠る秘境
金沢の風物詩ともなった、観音院の「四万六千日」が先週9日に営まれた。
参拝すると4万6千日分(=126年分)の功徳が授かるとされている。
家や店の軒先につるすと魔除けや商売繁盛などのご利益があるといわれている
縁起物のトウキビ(トウモロコシ)を求める参拝者の長い列があった。
筆者も毎年欠かさず、夜明けとともに家を出で参拝とトウキビを買い求めている。
もはや我が家の年中行事の一つとなってしまった感がある。
3,300本用意されたトウキビは、早々に売り切れたとか。
以前は1,000本くらいだったと聞いた覚えがあるが、北陸新幹線が開通してから
県外からの参拝者も多くなり量を増やしたとか。
以前は見かけることがなかった、外国人の参拝も目に付くようになった。
一年に一度しか見られない、国を超えた藩政以来の信仰風景がそこにはあった。
ちなみに、来年は8月27日(木)である。