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学校の歴史授業でも学んだ「国宝・金印」
正式名は「漢委奴國王印( かんのわのなのこくおういん )
本物は福岡市博物館に、複製は九州国立博物館(大宰府市)でそれぞれ保管展示されている。
不思議なことに、本物は撮影OK 複製は撮影禁止 となっている。
意図はわからないが、本物を管理する福岡市の考えが柔軟なのか?
複製を保管する国の考えが固いのか?
この「国宝・金印」については、発見時期と場所について諸説あるが
約200年前の江戸時代天明年間に、福岡市志賀答島で農民が偶然発見した・・
というのが有力説である。
以外にも、福岡藩主黒田家の家宝として伝えられていたが、1990年故黒田茂子さん
(黒田長礼元侯爵夫人)により、福岡市に寄贈されたものである。
ちなみに、故黒田茂子さんは、現・前田家18代当主前田利祐さんの祖母にあたる。
筆者撮影の「国宝・金印」
1辺2.347cm 重さ108.729gの、この小さな「国宝・金印」は
歴史の謎とミステリーに、包まれていることは確かのようだ。