大富豪が、ばらまく二酸化炭素
先日、コマツNTC株式会社(南砺市) 総務部安全環境課調査役 田中克典様、有限会社福光ワースフル代表取締役 舘田宏親様、筆者で「地域に密着した環境循環システム」について鼎談の機会をいただきました。
コマツNTC社(富山県南砺市)
福光ワースフル社様については、今まで2回このコラムを通して地域に根付いたその活動を紹介いたしました。
コマツNTC社様につきましては、経営理念の一つに「地球にやさしい『ものづくり』」を掲げられ、継続的環境保全活動を具体的な形で実行されています。
この2社様の連携活動の始まりは、コマツNTC社様から排出される廃棄物のより削減と、その適切な処理の観点から、社員食堂・同厨房から出る食べ残しや、調理過程での食材の切れ端等を、福光ワースフル社様にその処理を委託されたことによります。
福光ワースフル社様の方では、当社の食品資源リサイクル機器「マジックバイオくん」でコマツNTC社様より回収したものを、発酵分解処理し、良質の有機肥料へと堆肥化を行っています。
コマツNTC社様の方では、この有機肥料を工場内の花壇や植木等でご利用され、地域に密着した環境循環活動を実践されています。
左から 舘田社長様と 田中調査役様 (コマツNTC社様にて)
今後この2社様は、この有機肥料で作られた野菜を社員食堂の食材に使う事等を検討され、より連携を図りながら、更なる高みをめざされています。