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北岡勇介

顧客の思いに寄り添い中古住宅の価値を見いだす不動産売却のプロ

北岡勇介(きたおかゆうすけ) / 宅地建物取引士

もっともっと不動産(有限会社レンテックス)

コラム

中古住宅購入時に利用する住宅診断の概要

2016年4月10日 公開 / 2016年12月6日更新

テーマ:中古住宅 基礎知識

コラムカテゴリ:住宅・建物



中古住宅でトラブルが発生する際、内装や設備の不備のような小さなものから、床の傾きまで実にさまざまな例があります。
こうした中古住宅に特有の瑕疵は、専門的な知識がなければ見抜けない場合があります。そこで、中古住宅の購入を検討するなら、「住宅診断」と呼ばれる検査を受けましょう。住宅診断を受けると、リフォームの概算費用などもわかり、住宅購入資金をどれくらい用意すべきか知ることもできます。

中古住宅は「住宅診断」を使い優良物件を手に入れる

住宅購入は人生における最大の買い物です。家族が穏やかに、そして快適に暮らしていけるように、良い物件を手に入れたいと思うのは当然のことでしょう。とはいえ、自分で物件の良し悪しを見抜くことは案外難しいものです。

そこで、不動産業界では、「住宅診断」という中古住宅を検査する仕組みを持っています。購入したい中古住宅が見つかったなら、ぜひ診断を受けていただくことをおすすめします。

住宅診断を行うことでリフォームの概算費用がわかることも

中古住宅は、経年によりさまざまな劣化が発生しています。内装や設備のような一目見てわかるものもあれば、屋根や基礎、給排水管など専門家が検査しなければ、傷んでいるか判断できないものもあります。だからこそ、プロによる検査が必要なのです。

住宅診断では、中古住宅の劣化状況を第三者の視点で検査し「住宅診断書」を作成します。この診断書には、修繕すべき箇所やリフォームにかかる概算費用などが書かれており、住宅購入資金をどれくらい準備すべきか目安として使うこともできます。

中古住宅を納得して購入するためには欠かせない、大切な資料と言えます。

中古住宅は購入後のトラブルが多い

住宅診断のような制度が設けられているのは、実は明確な理由があります。というのも、中古住宅は購入後のクレームが多いからです。不動産業界では、不利な点を隠して販売するケースも時折見られ、購入者が損害を被る事例も散見されます。

住宅診断を希望する場合は、不動産業者に依頼しましょう。もし、不動産業者や売主が住宅診断を拒むなら、何か隠したいことがあると疑ってかかるのが良いでしょう。そういった物件は、購入しないほうが無難です。

ただし、住宅診断は費用がかかります。検査内容次第ですが、5~18万円くらいは用意しておいた方が良いでしょう。住宅診断を担当するのは、一級建築士や木造耐震診断士ほか住宅のスペシャリストです。

弊社に仲介・リノベーション工事を依頼していただきますと在籍の建築士、木造耐震診断士
各専門の協力業者が診断士、安心して中古住宅を購入できるようお客様をサポート致します。その際の費用は掛かりませんのでお気軽にお問い合わせください。

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