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山根敏秀

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀(やまねとしひで) / 税理士

税理士法人マネジメント/グランドリーム

コラム

株式投資に学ぶ自社事業撤退のタイミング

2021年5月8日

テーマ:再生

コラムカテゴリ:ビジネス

株で損をする人の特徴の一つに
損のし始めに撤退できない
損が拡大してから見切り売りをする
というものがあります。

私自身も過去に多くの株式投資の失敗をして来て
いまだその失敗を繰り返す傾向があります。

何度痛い目に遭っても同じことを繰り返す
まるで自社の事業をそのまま株式投資にも反映させているかのようです。

株式投資のセオリーは自分で作ったルールは必ず守ることです。
あくまでも自分のルールが正しいことが前提ですが
例えば赤字転落の情報が流れて来た!
即売却です。

なんで配当もない
なんで株価上昇要因のない会社の株をずっと持ち続ける必要があるのでしょうか?
損失が軽微な間にサッサと打って
次の未来のある会社の株に乗り換えるべきです。

これと同じように自社の経営も同じです。
過去には撤退ラインを決めずに自社の事業を組み立てている時期がありました。
結果として数千万円という自己資金を投下して
ボロボロになってから撤退したという経験を持っています。

その後は、撤退ラインを設けて
その撤退ラインに達したら
それまでの投下資金や時間、労力とは無関係に撤退しています。

その例がラーメン屋(400万円損失)でした。

あくまでも事前にルール決めをしておいてですが
赤字が出たら撤退する
改善できないなら撤退する
先が見えないなら撤退する
株式投資も自社の経営も同じです。
「いつかは回復するときもあるさ」なんて
のんびりしたことを言っていられないですよ(^^)/


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