経営会議の誤り
とにかく日本の中小企業は儲かりません。
年商3,000万円未満の赤字率は7割を超えると言いますし
年商30億円以上の黒字率はこれもまた7割を超えると言います。
実際に、日本の企業の65%が赤字という事情からみても
規模が小さいほど赤字経営になりがちで
規模が大きくなれば黒字経営の道が拓ける傾向があることになります。
これだけを裏付けにする訳にはいきませんが
小さな企業は価格決定権を持たず
大きな企業は価格決定権を持っているので黒字化しやすいともいえるでしょう。
それが証拠に
規模が小さくても
D2C(Direct to Consumer=消費者と直接つながる)が実践できている企業は黒字になることが出来ています。
価格決定権を取り戻すには
① オリジナル商品を持つ
② D2Cに移行する
③ 競合が少ない分野を探す
④ 規模を大きくする
などが考えられます。
商品がウケるかウケないかが心配ならクラウドファンディングで試せば良いのです。
直接消費者に届けたいなら通販をやればいいのです。
商品やサービスのストーリーを考えればいいのです。
商品開発設備投資を怠らなければ良いのです。
下請けの地位に安住するのはもうやめて
価格決定権のある地位まで自分の会社を引き上げていきましょう。