本気の見せ方
皇后陛下美智子さまの子育ては素晴らしいものでした。
その中の逸話で私が大好きなものが
浩宮さま(現皇太子)が幼いころ
(幼稚園だったか小学校だったか定かではありませんが)
もう時間がない(遅刻する?)のに靴下を履けないでいても
それを手伝うことはなかったそうです。
普通(わたし)なら、時間に遅れまいと靴下を履かせてしまいますが
美智子さまは、時間に間に合うことを選択せずに
靴下が履けるようになることを選択されたのだと思います。
たった1回時間に間に合わせるがために靴下を履けない子にするのか
1回遅刻するかもしれないが靴下を履ける子にするのか
子にとって、この差は大きなものとなります。
時間に間に合わせようと焦ってはいないだろうか?
たった1回の成果のために人を殺して(育つのを止めて)はいないだろうか?
じっと見守れる人間になりたいものです。