本気の見せ方
経営者と話をしていると不思議に思う事があります。
経営者は「おかしい(変だ)!」と思っても何も言わない(言えない)というのです。
「おかしいと思うなら忠告した方が良いんじゃないですか?」
そのようにアドバイスしても、
「従業員に言って直る位ならもう既に直していますよ。」
そんな言葉で敢えて忠告はしないという宣言をされてしまいます。
その自己限定自体が会社を変えられない原因なのだという説明をしても
受け入れていただけることはほとんどありません。
察するに、ほとんどの経営者が
「そんな忠告をしたら嫌な顔をされる」
「逆に噛み付かれるかもしれない」
「他人の事を言えるような行動を取っていない」
「優しい上司でいたい」
そんなことを思って言えなくなってしまうと考えられます。
もしも自分ができていないとしても
経営者であるからは
上司であるからは
敢えて口に出し忠告しなければならないのです。
自己限定の呪縛を解き放つ方法を身に付けたいものです。
まずは、一声掛ける事から始めたいですね。