明日へ問題を先送りしない
以前から気になっていた言葉があります。
ここの所、何度か耳にし全文を調べてみたいと思っていたところ
その全文にめぐり合えましたのでご紹介します。
遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠くをはかる者は
百年のために杉苗を植う。
まして春まきて
秋実る物においてをや。
ゆえに富有なり。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも
尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うて
まかずして取り
植えずして刈り取る事のみ
眼につく。
故に貧窮す。
敢えて解説はしません。
この文章はご存知「二宮尊徳」の教えです。
100年以上も前に現代にも通じる言葉を残してくれています。
私は職業柄経営の事をこれに当てはめますが
教育者は教育を当てはめてみていただければ良いと思いますし
政治家は政治を当てはめ、国家百年の計を慮(おもんばか)って欲しいものです。
なんだか沸々とやる気が出てきたように思います。