経営会議の誤り
売れない営業マンの言い訳に『僕は一生懸命にやっています。』という言葉があります。
しかし、この言葉を吐く営業マンの多くは売れるほど行動していません。
一生懸命にやっている筈なのにお客様訪問の数が少なかったり
なぜか訪問したはずのお客様が留守が多かったりします。
ましてや、お客様とのコンタクトを増やす気など無いように見えます。
同じように、『結果は二の次、プロセスを大切にして欲しい』などという人も居ますが
これまた実際には行動は伴っていません。
売れない営業マンで誰よりも自社の商品の知識が豊富な人など見たことがありません。
売れないには売れないなりの理由が存在します。
即ち、売ろうという思いが売れる営業マンに比べ格段に希薄だったりします。
『僕は絶対にNO1になります』と言って、本当にNO1になる人は
どうすればNO1になれるかを
真剣に考え(プランを立て)
行動に移し
目標に対しての現状を分析し
そして修正を加え続けています。
動きが止まることなどありません。
売れる営業マンは、
朝が早い
行動量が多い
商品知識が豊富
提案力を身につけている
面倒くさがらない・・・ etc
思いが強くても行動が伴わないことは多々あるものです。
しかし、その思いの強さは他と比較するものではありません。
普段の自分の思いの強さとの比較です。
そういえば
待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと 野良(のら)かせぎ
そこへ兎(うさぎ)が飛んで出て
ころり ころげた 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝(ね)て待とか
待てば獲(え)ものは 駆(か)けて来る
兎ぶつかれ 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日(きのう)鍬(くわ)とり 畑仕事(はたしごと)
今日は頬(ほお)づえ 日向(ひなた)ぼこ
うまい伐(き)り株(かぶ) 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日(きょう)は今日はで 待ちぼうけ
明日(あす)は明日はで 森のそと
兎待ち待ち 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑(きびばたけ)
いまは荒野(あれの)の箒草(ほうきぐさ)
寒い北風 木のねっこ
(詞;北原白秋)
なんて歌を聞いた事がありましたっけ