スタートラインに立て
難問から逃げる人たちがいます。
酷い時には近寄りもしません。
敵前逃亡は軍隊で使う言葉です。
もしも実際に敵前逃亡を図ったとしたら
即刻味方から銃殺になっても文句は言えません。
現代の企業経営に敵前逃亡の話を持ち出すのは無理があるのかもしれませんが
我々の企業経営においては、難問は山積しています。
その難問にぶち当たる度に敵前逃亡(=退職や引篭もり)していては埒が明きません。
「最近は骨のある社員が少なくなった」との嘆きが聞こえてきます。
確かに、良い大学は出てきている。
しかし、それは学力だけであって
人間としての基本を学んできている訳では有りません。
それよりも親に甘やかされ、「辛い事が有ったらいつでも帰っておいで」などと
馬鹿な一言をかけるものですから
本人がその気になってさっさと会社を辞めてしまう。
個人主義が進んだ今日周囲から噂されることすら気にしなくなった・・・・。
まさに歯止めが利かない状況です。
人は大人になったら
結婚したなら
子供を持ったなら
親を亡くしたなら
その度に強くなっていかなければなりません。
自分の子供たちに自分の生き様を見せなければなりません。
自分の子供に自慢できない生き様
即ち『敵前逃亡』するような人生だけは送りたくないものです。
もしも今逃げそうになっている自分を感じる人がいるとしたなら・・・
まだ間に合います。
貴方のこれからをじっくり考え
真正面から難問にぶつかって行きたいものです。