頑張るという自慰行為からの脱却

山根敏秀

山根敏秀

テーマ:自己啓発

「これ以上どう頑張れって言うんだ!」

明らかにイラついた口調で経営者様から言われることがあります。
確かに朝早くから夜遅くまで脇目も振らず一心不乱に作業に精を出しているのかもしれません。
しかし、頑張り方が違っているのです。
にもかかわらず、周囲を見ることも無く、ただひたすらに手元だけを見つめ続ける・・・。

「10個のアドバイスのうち1個で良いです。実際にやってみてください。
 そうすれば、絶対に会社は変わります!」



これは本当です。たった一個で良いので私からのアドバイスを
実際にやってくれれば会社は変わることは永年の経験から実証されているのです。
しかし、成果が上がらない経営者ほど採用してはくれません。
「やっても無駄だ!」この一言をやらない理由にします。

それでいながら「良い話は無いか?」「何かうまい話を持ってこいよ。」この言葉が後に続きます。

頑張るという言葉は、ある意味自慰行為的な側面があります。
ただひたすらに、頑張っているという満足感のためだけに頑張り続けているのです。
そして一人で恍惚感に浸る…。

そうです、成果が上がらないにもかかわらずです。

変な満足感を得るよりも
実質的に変わって欲しいものです。
先ずは何か1つでも今までとは違う何かを実行に移してみたいですね。

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山根敏秀
専門家

山根敏秀(税理士)

税理士法人マネジメント/グランドリーム

数々の優良企業を含め税務・経営支援してきたからこそ分かる現場のノウハウが強み。枝葉でなく、本質的な経営改善策を指南しており、そのアドバイスを受けて危機を脱した多くの経営者から喜びの声が届いている。

山根敏秀プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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