明日へ問題を先送りしない
皆の前でただひたすら部下を怒鳴っている人を見かけます。
ご本人は、叱る事に酔ってしまっている状態の場合さえあります。
「叱る」事は難しいものです。
「叱ること」は
決して叱っている側のストレス解消のためのものではないことは百も承知だと思います。
しかし、無闇に叱ってしまう。
悪い癖です。
叱ることは、ひとつ手段を間違うと
部下の離反に繋がります。
返事はするが、言う事はきかないという状態です。
上司に即座に知らせるべき情報が、
部下の段階ですべて止まってしまう事に成りかねません。
叱られ過ぎると
①反発
②無気力
③離反
そして、滅多にはありませんが
無気力を基にした従順になるということです。
「えっ!そんな為に叱っているんじゃないよ!」と言われるかもしれません。
しかし、愛情のない叱り方は
単なるパワハラ(パワーハラスメント)になりかねません。
叱るなら、次の段階で採るべき行動を考えさせてあげてください。
決して教えてはいけません。
教えてしまうと、考えない癖が付いてしまいます。
自ら考える癖と能力をつけてあげるのです。
「叱る」大切な言葉ですね。