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山根敏秀

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀(やまねとしひで) / 税理士

税理士法人マネジメント/グランドリーム

コラム

ルール違反根絶の手順

2013年6月3日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:経営改善

コラムカテゴリ:ビジネス

なぜルール違反は起こるのでしょうか?
いろいろなケースで考えてみたいものです。

タクシー待ちの列に割り込みはあるでしょうか?
それに対して電車ではどうでしょうか?



ディズニーランドでごみをポイ捨てする人は何人いるでしょうか?
それに対して高速道路のパーキングアリアはどうでしょうか?

法定制限速度があります。
何人の人が制限速度を守っているのでしょうか?

禁止しているにも関わらず会社の資料を家に持ち帰るのはなぜでしょうか?
「忙しい」「時間がない」そんな言葉で誤魔化していないでしょうか?

ルール違反についてなんら罰則が無い場合ルールは破られます。
周囲の皆がルール違反をしている場合もルールは破られます。
ルール違反が楽しい場合もルールは破られます。
それがルール違反であることを知らない場合もルールは破られます。

周囲がルールを守っている状況下では自分もルールを守ります。
ルールを徹底して教えられていればルールは守られます。
自分にとって痛手を被るような罰がある時ルールは守られます。
ルールを守ると自分が楽しくなる、気持ちが良くなるという時はルールは守られます。

コンプライアンスという言葉があります。
その中の一つ「ルール違反防止」を掲げる時、
なぜルール違反が起きているのかを観察し
的確で有効な対策を取って行きたいものです。

この記事を書いたプロ

山根敏秀

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山根敏秀(税理士法人マネジメント/グランドリーム)

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