明日へ問題を先送りしない
経営者の立場に「良い人でいる」という選択肢はありません。
経営者は好かれるか嫌われるかであって
良い人であろうとすると経営自体がぼやけてしまいます。
グリンピースが嫌いな人は食べる前に、お皿から弾き出します。
嫌いなものは最初から自分の土俵に上げないのです。
嫌いだから自分の視界にすら入れないのです。
これに対し、好きなものは、最初に食べてしまうか
最後まで眺めて楽しみます。
経営における、経営者と従業員の関係をこの観点で見ると
どうしてもウマが合わない人は会社という皿の上に乗せてはいけません。
猫の手代わりに使うくらいなら、雇用せずに
本人の能力を発揮できる場所に勤めさせてあげるべきです。
また、好きな人・ウマが合う人はどこかでその人の良い部分を引き出せることを信じ
じっくり成長することを待ってあげるのです。
良い人でいようとすると結局上司としての魅力に乏しい人間と見られ
結果、部下も自分自身も腐って行くだけになってしまいます。
良い人で居ようとすることは他人の評価を気にしながら生きて行くことです。
自分自身の気持ちの中で
好きなら好き
嫌いなら嫌い
そう割り切ってしまえば
意外に人生は楽しくなってくるものです。