介護職員の技量も見極めて
介護の現場では、当たり前ですが、毎日同じ業務を繰り返しています。
高齢者の生活を支えているので、当然と言えば当然のことです。
それゆえに、介護職員への指導が、漫然となりがちになります。
そこで、おススメしたいのは、「期限を決めて」取り組むことです。
例えば、高齢者の着替えについて、技術をアップしょうとします。
これだけでは、毎日高齢者の着替えを介助しているのにもかかわらず、
技術をアップするには、取り組む本人に意識がなければ、できません。
そこで、8月の末までに、麻痺をもつ方の着替えの介助方法について、
研修のビデオと同じことができるようになろう、と言う具合に、
具体的に期限を設けて、指導をします。
期限を決めると・・・
夏休みの宿題と同じように、期限があれば、逆算して取り組みことができます。
また、何をやるかも具体的になるため、取りくみしやすくなります。
指導する上司にとっても、
「期限まであと2週間ですが、どんな取り組みをされましたか?」と言う具合に、
指導がしやすくなります。
ぜひ、期限を決めて取り組みをお願いしたいと思います。
さらに、ポイントを付け加えるならば、期限を決めてするのは、
1つか2つに絞ることです。(あまりたくさんあっては、取り組めません)
街角に、夏らしいお花がありました
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※2020年7月13日に、記事の内容を一部修正しました。