介護事業所・介護施設で使われるマイナンバー
秋と言えば、スポーツの秋・食欲の秋・勉強の秋ですね。
秋本番ですが、一気に寒くなったものの、まだ柿が熟していないところも多いように思います。
さて昨日は、これから事業を始める、又はすでに事業を始めている経営者向けのセミナーで、講師を務めました。
事業を始める上で、まずすることは、何かご存知ですか?
高齢者のデイサービスをこれから始める経営者であれば、
・利用者様がたくさん来てくれるよう新聞チラシを入れる。
・ケアマネージャーや利用者向けの内覧会を行う。
・ホームページを開いて、遠く離れて過ごす利用者様の家族にも紹介する。
などなど、いろいろ営業をしなくてはならないと考えます。
しかし、これが事業をはじめる時に行うことではないのです。
一番大切なのは、
事業を始めるあなたが、どのような考えを中心にもつかを考えること
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なのです。
例えば、「高齢者が家に閉じこもらず、外へ出てイキイキと老後を過ごしてもらいたい」
こんな考えを中心にもつことなのです。
この考えは、経営者一人ひとり違います。
はじめに述べた、新聞チラシ、内覧会やホームページは、あくまでも経営上必要な手段です。
しかし多くの人は、この手段が目的になってしまい、肝心の経営する上での考え方が定まっていないため、
人から勧められた営業方法をいろいろしなくてはならないと考えてしまいます。
「高齢者が家に閉じこもらず、外へ出てイキイキと老後を過ごしてもらいたい」と考えるならば、
・デイサービスに来てもらったら、どのようなアクティビティ(日課や行事)ができるだろうか
・家に閉じこもっている高齢者を、外へ出ることができる手立ては何か
・どうしたら、そのような高齢者にデイサービスのことが伝わるだろうか
などを考えることで、例えば営業の手段も変わってくると思います。
~こちらの記事も、続けてご参考ください~
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※この記事は、2017年5月26日に内容を一部修正しました。