不器用はハンデではない
「心技体」って
あらゆる体を動かすことの成長過程で
「心技体」という言葉はよく使われます。
若い頃は「心技体」と聞いて
心も体も技術も極めて1人前なのね、くらいの
文字通りの認識しかありませんでしたが
それなりの年齢の大人になって
長く一つのことを続けてくると
到底その域に近づくためには
並大抵ではないことが、現実に思い知らされます。
心の明確さ
技の習得度
体の自由度
この3つが合致して醸し出されるもの。
「品格」
この押しも押されぬ揺るぎないものが
超一流と言われる人たちにはあります。
心と技と体の成長は、どれもが同じ速度で育つものではありません。
このバランスの悪さと向き合い
心を冷静に保つ訓練をして
心が発信することが
技と体に連動していく経験を
いくつも重ねて
「心技体」
の「品格」が
初めて備わるものと
理解しています。
はい。
並大抵ではありません。
でも・・
そこに至る訓練をしていくだけでも
心と技と体は変わっていきます。
自分の心が思ったことが
現実に技と体に連動していく経験は
少なからず、どんな分野でも
訓練をしてきた人にはあるはず。
しないよりしてみたほうが
心地よさと充実感を
大事な味方にできます。
すごい人がしていることは
少しでも見習ってやってみたほうが
良い方に進みます。