自我と体は結びついている
植物のように 動物のように
パーソナルレッスンに来られた人と
昨日レッスンしていて、共感できる話題になりました。
「最近はあまり頭で考えすぎないで
自分の体を植物の層のようにとらえてみたりしてるんです」
いいな~と思います。
私もそうイメージすることもあるし
猫や豹のしなっている感じや
深海生物の体の動きをイメージすることもあります。
コウモリダコの動きに感動して
人の作りとは違うけれど、その動きのイメージは
インナーの感覚を育てるのにすごく役立ったことは
記憶に新しいです。
そんな話をしていて思い出したこと。
ギリギリの水だけを与えて作ったトマトは、とても甘いそうです。
恵まれた環境でないから、水を与えられた時
ここぞとばかり体に取り込むのでしょう。
自分が欲しているものを夢中で取り込もうとするのは
トマトも人も同じなのではないかと思います。
技術も感覚も肉体的要素も
真に求めているから、結果として身に着くもの。
計算して、自分のものになるものではありません。
~しなくてはいけない
~すべき
で頭で考えて決められたことは
入っていきにくいのです。
体が思うように動くときは
こうだ、ああだと考えているより
体が自然に感じています。
自然にできることは頭で考えてはいないのです。
目を宙にさまよわせたり
目を閉じて考えようとするとき
意識は部分だけを考えてしまいがちで
ろくなことにならない場合が多いのです。
自然に~していた!
と思えることが体が自然に反応して動いていることと同じです。
随分体が変化して来られて、昨日は
とても繊細なインナー感覚を自分で
明確に感じられるようになられました。