自分に向き合い、人に向き合う

うまさきせつこ

うまさきせつこ

テーマ:自然であること

自分に向き合い、人に向き合う

25日に東京でのI.Oダンスフレーム2019
昨日27日に大阪での新春洋舞フェスティバルを
無事終えることができました。

おいでいただいた皆様に心よりお礼申し上げますとともに
開催のご準備や当日の細かな対応をしてくださった皆様がいらしてこそ
安心して踊らせていただけることを
改めて有難く感謝いたします。
本当にありがとうございました。

個人的なこととして・・
舞台に立つまで、どなたも自分の都合だけで生きているわけではありませんから
自分と自分の周りの人やその他の諸々の事態に向き合いながら
生活しています。

その中で、それぞれの場面で「自分自身でいる」
ということは生半可なことではありませんが
あらゆることと向き合いながら、自分を見失わない努力をし続けて
舞台に立った時には、ただ1人の「自分自身」として
自分に向き合い、人に向き合うことの
ほんの一端を今回は実感できたように思います。

その一瞬には
家庭でのこと、仕事の場でのこと
自分が抱えている問題などは関係がなく
ただの自分でいる。
舞台に立つこと以外のすべてを捨てたわけではなく
そこに立った時には「ただの自分モード」に
切り替えることができる、ということです。

そこにはもちろん、いつもの日常がなく
舞台直前までうまくできなくて
さんざん言われた注意も、もはや関係なく
それまでに自分がやってきて
心と体に入り込んだことだけで
板の上に立っているのです。

自分の立場も、どれだけの自分かも
板の上ではみんな同じ。
ただの自分自身ができることをするだけ。
特に昨日の舞台では
一緒に出た出演者から伝わる空気にも
その人たちなりのその人自身を感じました。

そこでミスがあったとしても
ミスしたことよりも、それをどこまでミスで終わらせないように
できることをしたかが大切なことになってきます。

だからこそ舞台に立つのは素晴らしく
日常で得ることのできない達成感を味わうことができるのです。
できることをできる限りでいいのだと
私は思っています。

如何にうまく踊るかということでなく
ただの自分自身で、自分に向き合い、人に向き合うこと。
自分自身に真正面から向き合える誠実さがなければ
人には向き合えません。
自分に真摯に向き合うことが
自然に人と向き合えることと信じてやみません。
自分勝手にやっているように誤解されそうですが
自分自身に責任を持てなくて
できることなど、ひとつもありません。

アドバイスや有難いご意見をくださった先輩方
おいでいただいて喜んでくださった皆様
スタッフの皆様有難うございました。
心よりお礼申し上げます。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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