感覚をクリアーにしていく作業
当たり前にしていることを自然は受け入れる
クリスマスに研究生のYちゃんが無事赤ちゃんを産みました。
3日前まで当たり前にレッスンをしていました。
7月に先の出産したCちゃんも3日前まで
レッスン。
産まれました!超安産♡
子供の時からずっと踊ってきた彼女らにとっては
それがとても自然なことで
私も初めは心配しましたが、彼女たちには
不安そうなそぶりは全く見えませんでした。
彼女らが出産が近づくにつれ
自分の体を今まで以上にしっかり認識し
とても落ち着いて、無理はしないで
自分が確信できることをやっているのをみて
彼女らの意識に任せて、ただ見守るだけでした。
出産間際までレッスンを続けるダンサーは多いですが
大きくなったお腹でも自分が出来る状態を模索しながら
注意深く練習し
苦手だったことまで理解していく姿を
今年は初めて目の当たりにさせてもらったのです。
お腹が大きくなって来れば来るほど
赤ちゃんと一体化して、不自由そうな印象をを感じることが
ありませんでした。
赤ちゃんがいることで、自分の体を感じることが
より繊細になるようで
2人とも、出産前までは苦手だったことを
無理なく出来るようになっていました。
出産時に、子供がどのように産まれてきたいのかを
感じることが出来たと言う彼女らは
誰もが感じる訳ではない特別な経験をしているのだと思うのです。
彼女たちは、いつものレッスンでやっている
体の奥深いところの感覚を赤ちゃんと共有して
とても自然なことをしたのだと
誇りに思います。