本当に求めていることだけが自分のものになる
自分の意志と体をつないで動きに反映させていく
ボディコントロールを特化して
時間をかけて体の感覚を育てていくことを始めて
これがどんなふうになっていくのか
自分では想像もつかないまま
この秋で4年ほどが経った。
見た目にもはっきりわかるほど体が変化した人が増えて
今年夏前くらいから
また時間をかけて、動きに展開していくことをやっている。
今までボディコントロールでやってきたことを連続した動きにしている。
難しい振りはないが
それぞれが少しずつその人の苦手なことや
なかなかうまくいかないことも織り交ぜて
動きにその人の意思が反映するように作ってきた。
5分に満たないほどの曲が踊りとしてまだ完成しないほどのスローぶりで(笑)
1人ずつの動きをチェックして
どう応用するか時間をかけて、レッスンの最後の少ない時間で練習してきた。
来月はレッスンの中で、未完成だが出来たところまで
自分たちだけの発表会として踊って頂くことになっている。
面白いもので、進むごとに皆さんが落ち着いて出来るようになってきて
「もうちょっと進んでみる?」と言うとみんな拒まず
覚えてくれる。
その人の体のストーリーが見えるようになってきた。
誰かの陰に隠れることも
誰かを見ながらすることもないようにそれぞれが全く違う動きになっている。
単にテクニックができるのではなくて
その人そのものが意思を持った動きをして下さることが
私は素敵なことだと思っている。
ただ佇むだけでも形でなく素敵なこと
その人がいる、それだけで思いが膨らむような心が動くことを見たい。
体と心が直でつながることをするために
ボディコントロールはある。