レッスンは自我を捨てていくこと
あきらめなければ解決の糸口が・
誰にでも苦手なことがある。
と同時に得意なこと、もしくはそこそこできることがある。
背中が固い
股関節が固い
脚が歪んでいる
首、肩、腕、膝、足首・・
コンプレックス満載。
最初はわかりやすくできないところに重点的にアプローチして
がんばりすぎて傷めてしまったり
なかなか思うように効果をあげられなくてがっかりする。
「やっぱり私はできないんだ!」
誰でも必ず思う。
できない理由を挙げてみて自分を納得させるが
できないところを目の当たりにするたび、コンプレックスは大きくなる。
でも・・
他のところにアプローチしてみる。
体はつながっているので、一番のコンプレックスはそのままでも
少し良くなったところに気持ちが上がる。
ひとつずつ、そうやって以前より良くなったところが増えて
随分経った頃
まあ無理だけどやってみるか、と一番苦手なことをやってみた時
あれっつ!?
少しましなんじゃないの?
と、驚く。
ちょっと待って!
もっとここの力を抜いてみたらどうかしら・・
ひょっとしたら、いい感じなんじゃないの?
おおお~そうか~
これが邪魔してたんだ。
それは完璧に満足できる状態でなかったとしても
確実に改善に向かう糸口になっている。
あきらめて、そのままでやっていたら
決して出会うことのない糸口。
表の出入り口がダメなら裏口から
横手の窓から、地下から
あらゆるところに出入り口はある。
直接、改善に結びつきそうもない・・と思っていても
体はつながり、連動する。
今、ダメだと思っているそこも
そこをどんなに気を付けても無理だったものが
違うところを改善してみたら、全体としての状態が変化している。
そうしてみたら、一番のコンプレックスが解決する扉を開ける時が来る。
そこに至るまで、こんなに時間がかかったけどできた!
その喜びは例えようがない。
諦めて時間を過ごしても
すぐにできなくてもできることを1つずつやっていくのも
同じだけの時間。
同じ年をとるなら
ほんの一握りの可能性でも諦めないでやってみた方が
人生お得。
私にもありましたよ。
ほんとに最近(笑)
余りに嬉しくてやり過ぎて超筋肉痛!(><)