それを納得してやっているか

うまさきせつこ

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テーマ:発想を変えて前向きに生きる

それを納得してやっているか

顔も体も人それぞれ違うように
何をよしと思うかは、その人それぞれの考え方による。

体のつくり方、今の体を改善したいなら、その改善の手法
それぞれしたいことをよりよく上達するためのの方法なども
どんなやり方でするかは、それぞれの選択肢がある。
誰がどんなやり方で、それを行うかは自分自身が決める。

例えば危険なことは別として
そのやり方はよいやり方ではない、と私が思ったとすれば
そう思うことを告げるが
言われた人が、それをどうしてもやりたければ
やってみなければ納得できないだろう。
その人が納得のいかない状態で
押し付けても、いい方向には行かない。

体はその人のものである。
その人自身の思うことしか伝わらない。
こちらがよいことと思っても
その人の心が納得しなければ
その人にはいいことではないと言うことになる。

自分がやってみたいと思うことをして
自分自身が納得すれば、受け入れるもよし
新たに違う方法を考えるのもよし
受け入れてみて
違うと思えば、それを取り入れない選択肢もある。

教える側が出来ることは
その人がどんなふうに考えて
どんな状態で来られたとしても
その人の今の体に対応することだけだ。

この体を何とかしてほしいと
人任せの
受け身でいる時には、体は変わって行かない。

私自身は、教わったことは
100%そのまま入れられることもあるが
うまく行かない時には
今の自分自身の体に受け入れられる形にして入れる。
自分の体を考えて、出来るやり方にする。

すぐにできないときもままある。
自分の体に入るようにするのに
自分の体を改善しつつ、いったんクオリティが下がったように見えても
そこでできるハードルの高さで覚える。

これは教えて下さる先生の言われることが納得できるからだ。
納得できるには、教わることを鵜呑みにするのではなく
自分の体を知り、自分がやりにくいことを如何にできるようにしていくかを
自分自身の意思で
試行錯誤していくことがなくては、そこに至ることができない。

自分の体は自分の意志で自分が変える。

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Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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