子供のからだ、親のからだ うまさきせつこのボディコントロール
エネルギーを出し惜しみしない
何かを迷いながら、とか、これでいいんだろうかと確信を持てないまま
やっていると、とても疲れる。
エネルギーが中途半端にしか出ていなくて、出所を失い
未消化のまま、気持ちも体もウロウロする。
それがいいのか悪いのか、やってみなければわからないなら
思い切りやり切ってしまうのがよさそうである。
中途半端ならやめとこう、でなく、中途半端にならないように出しきる、やり切るのである。
何かの役どころで、何だか恥ずかしいんだけど、と恥ずかしがりながらやっていると
めちゃくちゃカッコ悪い。
「ようやるわ!」と思われるくらい、徹底的にやれば
エネルギーを発散した分、帰ってくるものがある。
エネルギーを出し惜しみすると、自分がスッキリしないで徒労に終わる。
エネルギーを発散しつくして失敗することもあるが
「あら~!アホやわ~!」と笑える爽快さもある。
うちの若い人たちがまだ子供の時に
「上手にごまかさないで、思い切ってやってみて。
派手に失敗してもええからね~!」
と、よく言っていた。
お陰様で、ためらいなく、気持ちよく失敗しはります(^_^;)
派手に失敗してくれる子は、わかりやすく直しやすい。
失敗を恐れて、無難にやろうとすると伸びが小さい。
こじんまりまとまらない方が、
「次は何してくれるの?」と楽しい。
エネルギーが出てこないと何も始まらない。