失敗したら駄目ですか?

うまさきせつこ

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テーマ:発想を変えて前向きに生きる

失敗したら駄目ですか?

失敗するより、失敗しない方がいいに違いないが
失敗したらいけない!
と思えば思うほど、体は心の緊張をそのまま受け取る。

ここは失敗しないで確実に、と言う場面はそこここにあるが
失敗をたくさん重ねておかないと、本当に大事な場面が
記念すべき初めての失敗になることもある。

普段うまくいくことを重ねて来て、さてまもなく本番!と言う時に
「ええ~っ!!」と言う、様々な要因がどんだけ重なったん?級の失敗をすることもある。
が・・それはラッキー以外の何物でもない。

そういう条件があることを事前に知ることができるのは
本番前にそうならないための準備ができたり
万一そうなったときに、どのように失敗に見せない措置が出来るか
最小限の失敗で食い止める、どんなやり方があるか
シュミレーションしておける時間をもらえたということである。

いきなりであれば、すみやかに処理できないことでも
失敗の経験値があれば、ほぼ失敗に見せないこともできるからだ。

だから稽古の時にたくさん失敗しておくことが大事だ。
ああっ!だめ~!あかん~!無理~!という失敗ではなくて
ダメもとで最後まで粘った上での失敗。
失敗しかけても、あきらめないで最後まで持って行く。

なぜうまくいかないか、うまくいくときはどんな感じなのかを
考えながら重ねる。
この経験があると、緊張とリラックスとのほどよいバランスが出てくる。
緊張でカチカチになっても、リラックスし過ぎてユルユルになりすぎてもうまくいかない。

ガチガチに緊張して力が入っている人には
「失敗しても死にませんよ~」
「失敗しても今晩のゴハンは食べられますよ~」
と言ってしまうが
よほど危険な練習でない限り、失敗しても死にません。

失敗したら駄目ですか?
レッスンはかっこよくなくていい。
一緒にレッスンする人には、あなたがどのくらいの実力かわかっている。
失敗したからと言って何も気にしない。
「うまくやらなくちゃ!」
と、ガチガチになっているのを気の毒に思われるだけの話。

人は自分が思うほど、人のしていることを気にしていない。
レッスンの時はみん自分のことにな集中しているのだから。
ぎりぎりまで粘って失敗!
それがあるから、次につながる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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