レッスンは自我を捨てていくこと
前向きの痛み
先週から
今までに感じたことのない部位に違和感があって
少し痛みがある。
それで支障があるわけではないが
今までにない特別なことをしていないのに
なんで、こんなところが痛いんやろ?
と考えていた。
先週末に痛みがあって、整骨院でほぐしてもららって
思い当たる動きについて話していて
それが原因ということになっていたが
いつもやっていることなのに、どこが違うのか考えていた。
昨日の朝にはもう痛くなかったのが
夜、自分のレッスンの直後から、また違和感がでてきた。
背骨の動きが格段によくなったからだと気付いた。
その影響で、今まであまり伸びていなかった部分も可動域が大きくなっているが
動きの中でねじりが加わると、左右差のある弱い方が
「いや~っ!そこまで伸ばしたことありませんわっ!」
と、びっくりしているのだと思われる。
普通は弱い部分はじっくりやっていくので、無理はしないが
まさかそんなところに影響が出てくるとは思わなかった。
でもこれは前向きの痛み。
よくなったところがあるから、その影響で未開発の部分が自覚できたのだ。
有難いことだ。
初めてスキーに行った人が
いきなり初心者用ゲレンデでなく、中級者用ゲレンデに連れて行かれたようなものだろう。
その後、初心者用ゲレンデで滑れば
スムーズに滑れる。
私の弱い部分も、少し段階を戻して、馴染ませていくのがいい。
体はつながっているから、可動域が大きくなると
今まで自覚しなかった部分も影響を受けて
様子が変わってくる。
どこも同じペースで良くなっていくものでもない。
「こんなところが痛くなるなんて」
と怖がらずに、かといって弱いところをガンガン攻めたてず
また新たなお付き合いを始めるだけである。