面白がりがうまくなるコツ

うまさきせつこ

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テーマ:自分自身を高める

面白がりがうまくなるコツ

「どうしたら、うまくなりますか?」
「体が良く使えるようになるコツは?」

よく聞かれるが、
誰かにそう聞いて速攻でうまくなる方法があるなら
私だって聞きたい。

どんなことでも、一夜漬けでうまくはなれない。
時間をかけて、工夫を重ねて名人とか達人とか言われる域に達していくものだと思うが
ひとつだけ「これは絶対言える」と思うことがある。

それは「面白がる」ということ。
別にふざけるという意味ではない。
自分の好きなことを息をつめて、きついのを眉間に皺を寄せて我慢して
痛いのを冷や汗が出るほど耐えて・・のようなやり方はしないと言うことだ。

好きなことは我慢してするものでなく
面白くて楽しくて、気づいたらこんなに時間が経っていた!
そんな付き合い方である。

体のことで言えば
「こうしたらうまく動くんじゃないの?」
「椅子を使えばイメージしやすい?」
「電車の中でも意識できるわ!」
「この人の背中と隣の人の背中、こんなところが違う!」

私に関して言えば、四六時中そんなことを考えているのに
飽きない。
自分がなかなかできないことが、実はこんな身近に
できることにつながる基本形があって、
「これをアレンジしたものやん!?」
と思うと楽しくてウキウキしてくる。

今は踊りをやめてしまった生徒から、今年も年賀状をもらったが
「すっかり体が固くなってしまったので、最近ストレッチをしています」

普段の生活では何も意識せず、ストレッチのときだけとか
特別な時だけしか、体に注意を払わないのだろう。
体をコントロールするのは、毎日の生活からである。
ガンガンストレッチしなくても、毎日の意識付けで変わってくるものもあるのにな、と思うが
年賀状にそんなことまで書けない。

私はあまりガンガンやらない。
朝起きた時とか、寝る前に軽くストレッチするが
(もちろん仕事中にもやっているが)
生活の中で、いかに意識できるか、常に探している。

先日、あるお店で試着したものを脱いで、自分の服を着て出る時
「すごいですね~!」と
店員さんに言われて気づいたが、立位体前屈状態で靴を履いていたらしい。

無意識のうちに習慣として
出来る限り、自分の体に効きそうなことを取り入れて
してみるのは楽しい。

生徒さん達でも
「これもこんな時にできる!」
「これもこうすれば同じ効果があるかも!」
と、面白がっている人はどんどん変わっていく。

同じやるなら楽しく成長していきたい。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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