固定概念を捨てる
「痛い」「できない」は改善につながるキーワード
「痛い」のも「できない」のも辛い。
痛いことをわざわざやりたくないし、敬遠したい。
できないことを繰り返すのは、モチベーションが下がるし
「これは私には無理なこと」と拒否してしまう方が傷つかない。
「できる人は体に恵まれた人たち。私は恵まれていない体、仕方ない」
自分にできない理由を作ると、大義名分ができた気分になる。
でも苦手意識はずっと心の中にある。
本当は自分が思い描いた「できる自分」になりたい。
それに大義名分をつけている自分を本当はいいとは思っていない。
誰でも一度はそこに行く。
まっすぐ進む道に障害物は絶対にある。
「うまく行ってる!」は永遠ではない。
必ず進む先には、障害物がどんと座っている。
これはお約束だ。
進んだからある。
「無理!」とUターンすれば、目の前の障害物は消える。
でもなくなった訳ではない。
目を背けても、それがあることは自分が知っている。
いろいろやってみて、少しうまくいくようになり、気をよくしていると
「やっぱり痛い」
「やっぱりできない。これが限界?」
と「いう場面に出くわす。
そこからが本当のスタートだ。
先へ進むほど、障害物の壁は高くなるが
そこまでやってきたことは自分の一部になっている。
もっとできなかったひ弱な自分より、逞しくなっているはず。
「痛い」
「できない」
「うまくいかない」
は、更に発想を変える必要があるということだ。
同じやり方でうまく行かなければ、もう一度自分の今を見直してみる。
うまくいかないことの反対側に改善につながるキーワードがある。
できない大義名分を作る前に
もう一度、今の自分をじっくり見てみよう。
どこかに「あっ!」がある。
体のことだけでなく、あらゆることの「痛い」「できない」「うまくいかない」は
次の段階へのチャンス。
新たなステージが待っている。