「できない」→「できる」意識コントロール
心をはやらせるのではなく、体の流れを作る
先日、いつも折田先生のレッスンを一緒に受けている友人が
研究生クラスのレッスンを受けに来てくれた。
特別なことでなく、いつもやっていることをじっくりさせてもらった。
体の流れが感じられ、体中がしっかり伸びることをしてから
バーレッスンやセンターに移って行った。
いつも「伸びにくい」「痛みがある」と言っているところが
とても楽そうに伸びて、痛みもなかったらしい。
すごく喜んでくれた。
うちの研究生にも、いろんなことを教えてくれた。
有難いことである。
うまくいかないことや、苦手意識のあることがあると
大抵の人は「がんばらなくちゃ!」と心をはやらせる。
そう思う時は、気持ちの方が勝って、どんなにレッスン前にストレッチしても
体からの流れが発してくれる、自然に体が伸びて
心の方も気持ちよくいい方向に向いてくれるモードにならない。
前向きにがんばるのはいいことだが、気持ちから入ると体の方は置き去りになる場合が多い。
折田先生はよく「気持ちで踊らないで」と言われる。
どんなに気持ちいっぱいに表情を作っても、体が踊っていなければ
見ていられない踊りになる。
体がつながり、体の動きが出てくると、自然に心情が見える。
体と心がつながっているからだが、気持ちから入ると、まず顔で表情を作ろうとしてしまう。
顔は部分だから、体全体には波及してくれない。
広い大きな会場で、例えば3階席から踊りを見ると
オペラグラスででも見なければ、顔の細かい表情は見えにくい。
離れたところからでも表情豊かに見えるのは
体そのものが表情になっているから、顔の表情にもつながりが出てくる、と言うことだと思う。
レッスンに来てくれた友人は、体中が楽しそうに踊っていた。
リラックスもし、体が気持ちよく伸びた上でやっているからだろう。
まず体を起こし、体が自然に流れを作れる状態にするのが
上達するにも大事なことだとしみじみ思う。
楽しまなければ、体は思うように動いてはくれない。
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