体の意識は向上するもの
軽いフットワークで求め続けること
今週頂いたお問い合わせで、
金曜日に体験レッスンを受けたいと申し込まれた男性が
昨日の助松教室のレッスンも受けたいと
はるばる兵庫県の端から泉大津市までいらしてくださった。
いろいろお伺いしていると、学校の体育の先生をされており
野球部の顧問もされている。
以前に肩を壊して手術もされており、以前の様にはボールが投げられないと言う。
レッスンを受けられる姿勢は、とても真摯で熱心で
ひとつする度に反応が大きい。
お口が少しずつほぐれて、いろいろ話して下さる。
ご自分の体のことももちろんだけれど
野球を青少年に教える上でも、今はご自分が現役でされていた頃とは違い
体幹や肩甲骨、背骨を使う指導をすることが求められるので
体のことを学ぶために東京まで行かれたり、あらゆることを試されたそうだが
なかなかいい方向に行かない。
勉強に行った先で、治療に行く先で教えてもらったことをしてみるが
思うように行かない。
私のyoutubeの動画を見てやってみたら、
びくとも動く気がしなかった肩甲骨が動くので
春休みに入るのを待ちかねて、問い合わせてくださったらしい。
ご年齢的には私と同世代で決してお若くはない。
でもお若い。
好奇心旺盛で、エネルギーに満ちている。
体全体を整えて行くことをいつもと同じようにする過程でも
「体育座りがきれいにできる生徒は、運動もよくできるんですよ。」とおっしゃる。
きちんと座れるのは、体が自分の力を出せるバランスにあるということだ。
運動の基本的な要素が整っているかどうかは
日常生活の姿勢やちょっとした仕草でもわかる。
さすがに体育の先生らしく、私が促していくことを呑みこんでいかれるのも早い。
立つ姿勢だけでも「おお、全然違います！」と
ご自分の立ち方を反芻して覚えようとされている。
重心の感じ方、体幹の感覚、1度で体に覚えさせるのは難しいが
実感された。
私のやっていることは、とてもシンプルなことだが
今までされてきたことや学んでこられてこととは全く違うアプローチだと言われる。
わかりやすく、納得できると言って下さる。
最後に投球姿勢を見せてもらって、アドバイスしたが
無理のない自然な体の流れが見えて、そしてかっこいい（＾＾）
あるべき骨の位置も、力の流れも、基本は変わらない。
「これを続けたいです」
なかなか普段のレッスンに来られるのは難しいが、ワークショップや
お休みを利用してくるので「長い目で見てもらえますか？」と
さっとバッグを抱えて、颯爽と帰って行かれた。
明日の六甲アイランドのレッスンにも来られる。
フットワークが軽い。
こういう先生に指導される子供たちは幸せである。
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
（4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。）
4/11㈮のワークショップは募集を締め切りました。
4/19㈯のワークショップはまだ余裕がございます。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
（私も踊ります）http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール
