激励と叱咤の間
体の習慣化で変化していくこと
自分で自分の体をいい方向に変えて行こうとする人は
どんどん心もしなやかになっていかれる。
枝葉末節のどうでもいいことをさらっと切り捨てて、
大事なポイントを逃さない。
長年来て下さっているある女性は、
最初の頃「2時間のレッスンはとても無理!」と
1時間でさっさと帰られていた。
「先生!私は何にもできない人間なんです。」
と、いつもおっしゃっていたが
今は見違えるほど、前向きに何でもされる。
もちろんレッスンは2時間になったし、毎回休まず通われて
「もっとやりたい!」とおっしゃる。
どうしようかと迷っておられることでも
お話ししていると「あっ!そうね。やってみます!」
と、すぐ笑顔で返されて、取り組んでいかれる。
ある程度の年齢になると、何かしらお医者様のお世話になっているものだが
病気を持っていても、前向きに頭が回転している。
少なくとも私の周りには、そういう方がたくさんいらっしゃる。
この写真の方も腰痛を克服され、どんどん体が変化されている。
特にこの数か月の伸び方は目を見張るものがある。
体の習慣を少しずつ変化させ、あきらめず、少しずつ変化していくのを
楽しんで、そして自分のものにされている。
この脚は上から下まで隙間が開いていた足だ。
今では「誰のこと?」みたいな感じ。
自分の体も心持も変えて行くことのできるひとは素敵である。
自分の体を思うようにコントロールしたい行脚は
とどまるところなく、これからも続く。
しんどくて、青息吐息でいやいや続けることでなく
楽しんでいく旅である。
団体ツアーのように見えて、それぞれのやり方に委ねられた個人旅行。
でも同じ方向を向いているから、いたい時には一緒に行動できる。
まさに大人の旅なのだ。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール