激励と叱咤の間
痛みに耐えるレッスン?もう卒業しましょう
「痛みに耐えることがレッスンだと思っていました。」
「え~っ!無理!やめて~、と言うのに、できるのに近づけるものだと
思っていました。」
どれだけMやねん(・_・;)
と、言ってる私も、昔はそれに近い思いを抱いておりました。
無理矢理に脚を開こうとして、筋を切ったこともあります。
でも、今はそんなに痛い、辛い思いをしなくても
可動範囲は広がっていきますよ~と今は思っています。
もちろん、昨日まで腰が痛くて歩くのも大変!という人に
「頭の上まで脚を上げたいんだけど」と言われても
一足飛びのそれは無茶と言うもの。
でも、「股関節が固くて脚が開かないんです」
「膝がきれいに伸びないんです」
「腕を上げると肩も全部ついてきます」
こんな人が、「あれ!?痛くないじゃん。すごく楽だわ」
と、感じられるようになり、
そこから発展して、あきらめていたことができるようになるのは
可能な話だと思います。
体が本来持っている力が出せる骨の位置を整えてやり
自然に動く方向を誘導すると
体は反応してきます。
先日、パーソナルでレッスンした方も、昨日、体験レッスンを受けられた方も
開かない脚が痛くなく開き、脇が伸びていく感覚にびっくりされていました。
「そんなになるんだったら、私もやってよ!」
いえいえ、「してもらう」んじゃないんです。
多分、ごく一般的に為されている体の使い方とは違うので
「え!嘘!こんなふうに習ってないよ」
それもそのはず。
今までやってきたこととは違うものですから。
全て、体の中心から送り出していくので、戸惑われますし
「難しい」と思われる方もいます。
「難しい」と言われる方は、筋肉をガンガンに鍛えておられる方が多いです。
自分ができないことをできるようになるには、もちろん精神力が必要。
でもできないやり方を根性で続けても、思うようにはなりません。
「痛みに耐えるのがレッスン(練習)」から卒業するには
新しい頭への切り替えが必要です。
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