若く過ごそう・・・同じ年齢でも、三種の年齢があります。
今、口にした食べ物が10年後のあなたを決める。
一昨日、マーケティングセミナーにおいて、2004年から2012年迄8年間ミスユニバースジャパン公式栄養コンサルタントとして世界一の美女を目指すファイナリストたちに「美しくなる食生活」を指南され多大な成果を上げてこられたエニカ・アンギャルさんの講演を聞いてきました。45歳スマートな魅力ある女性、オーラがあります。
キレイに年を重ねる秘訣が満載、今回のコラムにしたためます。
今、口にした食べ物が10年後のあなたを決める
世界の美女はもう、白いものを食べる事をやめています。
精製されたものは、食物繊維や栄養素が抜けていて、血糖値が上昇しやすいからです。血糖値は、急に上がると下がりやすく、その変動が、太りやすさ、シワ、しみといった老化の体内時計を早めます。太らない、老けない身体には、カロリーに気をつけるだけでなく血糖値のコントロールが最も大切でしょう。すなわち低GI値食品を心がけ食べることが美女の秘訣との事。美女を目指すは、アスリートの食べ方にもあい通じますね。フィトケミカルの多い色の濃い野菜を温食中心に身体に取り入れましょう。
シワ、しみといった老化の体内時計を早めます。
写真にあるトランス脂肪酸(別名:食べるプラスチック)、この油には要注意、これは避けましょう・・・!
小麦アレルギーにも要注意です。
慢性的な無気力感や集中力の低下、感情の起伏が激しくなったり、鬱気味で落ち込むことが多くなるのは、グルテンの過剰摂取が原因になっている可能性があります。トランス脂肪酸の絡んだ小麦製品など控えましょう。
テニス王者のジョコビッチは体調不良からの脱出にグルテンを抜く食事法を取り入れ成功しました。クリントン元大統領の様な男性セレブも、パフォーマンスや集中力アップの為グルテンを抜く食事法を取り入れています。最近疲れが抜けにくいアスリートのみなさんは食事をチェックしてみましょう。
みなさまご存知のように小麦は3大アレルギー物質の一つです。
グルテンを抜く食事法とは、もともとはグルテンによって「腸が炎症」を起こし発症するグルテンアレルギーの人の為に考えられた対策です。しかし、遅延型抗体アレルギーですので、気づきにくい、病的とはいかないまでも、はっきりした症状が出ない人でも、グルテンの摂取で何らかの体調不良が出ている人たちがいるという事がわかってきたという事です。
脳内で麻薬のような働きをして食欲を刺激
アメリカでは20人に1人が当てはまるとの事、日本でも食事の欧米化によりうどん・そうめん・生麩類の単純な麦食から、油の絡んだ欧米食の多種普及で「隠れグルテン過敏症」の人が増えていると思われます。
グルテンに含まれるグリジアジンと言う成分は脳内で麻薬のような働きをして食欲を刺激、その上中毒性が強く、1日の摂取カロリーをオーバーさせる・・・約400キロカロリー分も余計も食べてしまうという研究結果があるそうです。
小麦には、アミロペクチンAと言う普通のでんぷん質より血糖値を上昇させる働きが強いスーパーでんぷんが含まれているので肥満の原因になってきます。マヨネーズとのコラボは良くないでしょうネ!
私達日本人は、本質的に油ものに弱い腸が敏感な民族です。お刺身にわさび・紫蘇の葉は食中毒予防、揚げ物に大根おろしは消化を助ける・・・等、慣れ親しんだ和風料理の食べ方を尊重していきましょう。
『薬食同源の知恵』を伝承し健康生活始めましょう。前回コラムの「錆びない生き方」と通じるものがございます。.合わせてご覧ください。
Die Gind Der Hausarzt
-あなたこそ主治医-
自分のことは自分が一番よく知っている。健
康もそうです。健康は、私たちの生活その
ものによって作られます。いささかでも皆さ
まの元気で長生きのパイロット役をつとめる
事が出来ることは幸せです。
相談薬局アール堂 山野雅宏・千恵
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