山野千恵プロのご紹介
漢方医学の知識を生かして心身の健康をサポート(1/3)
創業60余年の漢方薬局で体の悩みを相談
阪神今津駅北側を出てすぐのところにある、「相談薬局アール堂」。創業から60年あまり、伝統的な中国医学の影響を受け日本で独自に発展してきた漢方医学の観点から、数多くの体の悩みに応えてきました。
「漢方薬を処方するほか、食事や運動についてアドバイスをいたします。漢方医学は、人間に本来備わっている自然治癒力を高め、病気を未然に防ぐ予防医学として親しまれています。『病院に行ってもスッキリしない』『年齢とともに身体機能が低下して、体調がすぐれない』など、どんなことでも結構です。不調に感じることがあれば、気軽にご相談ください」と、保険薬剤師の山野千恵さん。
「古い時代の中国では、食べ物で病を治す医者を『食医』と呼んでいました。ほかに薬を施す『疾医』、これは今で言うところの内科医、メスを扱い外科医のような役割を担っていた『傷医』、動物を診る『獣医』がいて、食医はこれらの中で最も位が高かったそうです。それほど食は大切だということ。『薬食同源』、食材や食事から得られる効果などを知って、日々の食卓に活用していただきたいと思います」
山野さんは、「肝、心、脾、肺、腎」から成る五臓と、「酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(かんみ)」に分類される五味の相互関係について話をしてくれました。
「肝臓に働きかけるのは酸っぱさ、心臓は苦さ、脾の言葉に含まれる脾臓や膵臓(すいぞう)は甘味、肺は辛味、腎臓は塩味と、それぞれの味覚が臓器を養うと考えられています。魚や肉、野菜といった素材を、味噌や醤油などの調味料で上手に味付けし、五味をバランス良く取り入れてほしいですね」
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