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英文パンフレット作成~茶筅師 谷村丹後様の場合

2016年5月17日 公開 / 2017年11月25日更新

テーマ:インバウンドマーケティング

コラムカテゴリ:ビジネス

このコラムは、インバウンド対策コンサルタント、副校長の三宮がお届けしています。
今日は、日本の伝統文化を世界に発信するお仕事についてお伝えします。


茶筅師 谷村様の英文パンフレットを作成させていただきました」

近年、国内外を問わず抹茶が大ブームになっています。 その抹茶を点てるのに欠かせない茶道具の一つが茶筅ですが、 茶筅を作る『茶筅師』という職業についてご存知の方はあまり多くはないかもしれません。

ご縁あって私が茶筅師谷村丹後様の英文パンフレットを作成させていただきました。生駒市高山町に工房を構えておられる谷村家に伝わる伝統の技は一子相伝、口伝えに嫡男に伝えられてきました。 その期間はなんと、500年間、20代に及びます。

各流家家元御用達の高山茶筅は、古く徳川幕府によって保護産業として優遇されておりました。 古の時代から日々の生活に欠かせないものだったからであり、 現在に至るまで、お茶事をされる方々にとって大切なお道具である事は言うまでもありません。

谷村様の工房では茶筅製作の見学もさせて頂けるようになっております。 茶筅の材料である竹がどのように用意され、どんな風にあの形を作っていくのか、 どんな細やかな神経を使う作業なのかを見てみたいと思うのは、日本の人々だけではないはずです。

このように素晴らしい、手作業の一つ一つが芸術とも言える技を日本の中だけに留めておくのは、本当に勿体ない事だと思います。 世界中の人に日本の伝統と技を知って頂きたい。 そして何よりも日本の伝統文化を守りたい。そんな思いから、私たちは『日本の心』を英語で発信するお手伝いをさせていただいております。

英文パンフレット作成の流れ

当社の英文パンフレット製作の流れとしまして、まずバイリンガルの副校長がお伺いしてお話をお聞きします。この最初の段階が最も重要なポイントとなります。何を誰に伝えたいのかを限られた紙面で最も効果的に組み立てる方法を、顧客さまとご一緒に探っていきます。

従って日本語の原稿作成は不要となり、最初から英文を組み立てていきます。日本語と英語では背景となる文化が違うので、文章の書き方も全く異なるからです。当社では、バイリンガルの日本人とネイティブライターとの共同ライティング作業により、外国人に自然に受け入れていただける広報文章、外国人の感性に訴えることのできるビジュアルを一から作り上げていきます。日本にいると当たり前と思える事も、世界に出てみるとそうではない事もあります。

御社のサービス、商品、技術をご一緒に世界に発信してみませんか。
英文パンフレットやホームページ制作に興味がおありの方は、ぜひお問い合わせください。

神戸ビジネススクールでは、翻訳や英語版ホームページの成作などの外国語に関するコンサルティングサービスを提供しております。インバウンドマーケティングや海外展開をおこなう際にお困りごとがありましたら、是非お気軽にご相談ください。
https://www.kobebs.com/contact/

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この記事を書いたプロ

グレン・ブラウン

ビジネス英語研修のプロ

グレン・ブラウン(神戸ビジネススクール)

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