子どもが社会へ発達していく道筋
男と女
男性と女性には違いがいっぱいあります。
大きくは身体からして違います。
女性は生理が始まって以来約40年間、月に1回肉体の一部が破壊されることから、明日も元気でいられるという保証がない。
一定でない体と心を抱えて何とか日常を正常にこなすことにエネルギーの大半を費やしてしまう。
なので奇抜で特別なことをされるのでなく、今日1日を無事に、できれば幸せに過ごすことのほうが重要であり、女性が「癒し」を好むのもここにあるのかもしれません。
一方男性の身体は一定です。数百万年前の狩猟時代に、男はどこに逃げるかわからない獲物を追いかけて狩り、そのためか空間認知能力が優れ、かたや皆で協力して果実や木の実を採集していた名残から、女性脳は言語力と非言語コミュニケーション力が優れる、といわれています。
女性同士の会話はいわゆる噂話が多く、それは対象となる人と仲間になれるかどうかが関心であり、男性は女性ほどは他人への興味・関心が高くないので、他人に対する話題より自分が手に入れたい獲物のために戦略を練るほうが習性にあっている。
また左右の脳の区分けも男女では違い、男性は右と左の局在がはっきりしているのに対し、女性では右も左も同時に使うことができ、女性脳はいくつものことを同時進行で並列に作業することが得意とか。
当然感情の出し方、処理の仕方、焦点の持っていき方も違います。
男女それぞれの優位性・劣性を見直し、補いあい、尊重しあうことは何歳でも大事です。