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「わかっていくということ」と[関係をつくっていくということ]

2014年10月1日 公開 / 2015年4月22日更新

テーマ:人間関係

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

「認識」と「関係」

人は生まれたときは、ナマの感情だけで、何も知らない状態です。
そこから関係の世界を広げて、認識の世界を広げて人間として成長していくのは至極当然のことのように思われています。
個人が内面で感じること、思うことは個人それぞれだけれど、それが人と1人でもつながる、外界に出るときには、お互い共通の認識を持つようにしなければなりません。
それが大きくは社会的な共通認識・ルールの中で、自分の心をそれぞれ自分か関わる世界に見合うように加工していかなければなりません。
そのため窮屈でストレスがかかります。
その間尺に次第に合わないがためにさまざまな心の病が生じてくるのは周知のことです。
心の病にかかる人は誰にでもある、特別な人ではありません。
それじゃ知りたいことだけを知って関係のないことには無関心で、自分のことだけをしているように見える(内心はわからないが)ような人でも、心の悩みを持っているようです。
「認識」「関係」を今一度じっくり考える時代に入っているようです。

この記事を書いたプロ

須田泰司

日本臨床心理士資格認定協会の認定プロ

須田泰司(京口カウンセリングセンター)

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