家族
「関係再考」
相談に訪れる人が後を絶ちません。
個々今までの生き方に納得しているならば、いろいろな関係において大きな齟齬は見られず、スムーズに関係のバランスをとりながら、困ったことがあっても知恵が発動しやすく、健康な生活が送れているのでしょうが、ますます訪れる人は増えてきますし、悩みの内容も多岐にわたってきています。
それぞれの年代をどのように通過(発達)してきて、何をとりこぼしてきたのか、とりこぼしてきたものを受け入れる器をどのように創れるだろうか。
どのような人間関係を築いてきたのか、これなかったのか、築く力が今どのくらいあるのだろうか。
時代・社会の流れをしっかり受け止めての生活だったのか、流されるがままだったのだろうか、エスコートしてくれる人はいなかったのか。
自分自身の心身についてどれほど関心を持っているのか。
何を支えに、何を目標に、何を動機づけとして、どこに向かおうとしているのか、などなど…
その人にとっての幸せを目指しつついろいろなことを想像しながら悩みを聴いています。