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コラム
対人関係
2014年8月19日
「対人関係」
心の問題の多くは対人関係にあります。
人間が誕生してからの人間関係は、母子関係から父子関係、或いはそれにかわる重要な人との関係がじっくり・ゆったりであるほどに関係を結ぶ土台はしっかりします。
加えて、きょうだい・祖父母・おじ・おば等の関わりを基礎として身内以外の人たちとの人間関係の応用に飛び出していきます。
生物的な性としての自分から心理的な性としての自分、その年代ごとの役割をこなす自分、を持ってさまざまな人間関係を結んでいくことが望まれます。
しかし現在はその人間関係を疎む風潮も一方であります。
でも人間である以上人間関係は好む好まざるを関係なく必須事項です。
本音⇔建前の世界が崩れる中、「自分の思い通りの生き方」の捉え違いで、対人関係の耐性力が希薄になり「自分さえよければ」の世界観が忍び寄っているのかもしれません。
自己責任が強調され、個人を守ってくれない社会の装置の崩れも問題ですが。
よき対人関係が結ばれますように。
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