子どもが社会へ発達していく道筋
「家族」
家族関係の希薄さ・歪み等を重大な問題の一つにされる事件がマスコミをにぎわしています。わが子を心配して「自分の子供は大丈夫でしょうか」と相談にこられる保護者も多くなっています。
「家」というものは人が生まれたときに好む好まざるは関係なく最初に経験する社会です。そこで関係が生まれ「家族」となっていきます。
一般的に子どもは、父親・母親に社会の基本的なルールを教わっていき、子ども自身の成長を助け、意識・体になじませていきます。
その父親・母親もそれぞれの文化=家で育ってきたもの同士でひとつの家を作るのですから、それぞれの文化=家のすりあわせをまずしなければなりません。
その際日常生活においていろいろな摩擦が生じてくるのは当然のことです。
どういう環境・教育で育ってきたかを互いに認識するということはとても大切なことです。まずそこからの点検を。
[問い合わせ]姫路市京口町105
京口カウンセリングセンター代表;須田 泰司(臨床心理士)