ストレス
「体感」
「おいしいと思って食べたことはない、とにかく空腹を満たすだけの食事」「心地よいと思って寝たことはない、眠いから眠る」「体をさわられても何も感じない、さわられるのはあまり好まない」等々、訪れる人たちとの会話の一部です。
「食べる・眠る・排泄する」、これらは動物が生きていく上で必要不可欠の行為です。基本的欲求(第一次欲求)といわれるものです。
基本的欲求が満足してくると、より安全な物・人・場所を求める安全欲求が出てきてきます。これらに、「おいしい」「心地よい」「すっきり」等々で形容される感情言語があります。
人間の成長においての感情の基は、「快-不快」です。
その感情に彩りをつけ、さまざまな感情言語が身についてきます。
身につけ、彩りをつけ、深みをつけていく。
単純な感情から複雑な感情へと変わっていきます。
その際に、まず感じるのは「自分自身の身体」です。
素直に感じた経験で体感の方向性がまちまちになってきます。
あなたはさまざまな刺激(当然人間関係も含まれます)をどう体感していますか。