講演「子どもが伸びる!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」 明石市民会館
2月15日(土)は安城文化センターで家庭教育講演会がありました。
聞いてくださるのは主に安城市にお住いの子育て世代の方々です。
テーマは「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」。
最初にこんなお話をしました。
あるお母さんが4歳の娘さんにこんなことを聞かれました。
「お母さんのお腹の中にいた時のこと覚えてる?」
すると娘さんはこう答えられました。
「お腹に入る前はお空にいたよ。雲の上はお風呂みたい・・。みんな卵の形してた。みんなで雲の上からお母さんを探してた。虹色の滑り台でくるくるとお腹に入ったよ。どのお母さんにしようかなってみんな迷っていたけど、私はすぐ決まったの。」
お母さんが「どうして?」と尋ねられると「笑顔が可愛かったから。」という答えが返って来ました。
そのお母さんはこれからはもっと笑顔で娘さんに接していこうと決心されたそうです。
皆さん、親が普段子どもにかけている言葉ってどんな言葉が多いでしょうか。
「早くしなさい」
「もう宿題したの」
「何回言ったらわかるの」
「いい加減にしなさい」
こんな言葉が多いでしょうか。
実は親が子どもにかける言葉の8割以上は 注意・命令・禁止・叱責 なんですね。
これでは子どもの自信ややる気は引き出せません。
これらの言葉は上からの一方通行で対話になっていかない言葉なんですね。
自信ややる気を引き出そうと思ったらもっと子どもの立場に立って対話しなくちゃ引き出せません。
それには「プラスの問いかけ」が非常に効果的です。
<プラスの問いかけ>
「どうしたらいいと思う?」
「どうしたら出来るかな?」
「どうしたい?」
「どうしてほしい?」
「何か手伝えることある?」
プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき子どもは自らの『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組むようになります。
まずはマイナスな言葉がけをやめて、それを「プラスの問いかけ」に変えていく。
子どもにかける言葉が変わってくると子どもとの関係、親子関係が変わってきます。
そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。
実はやる気を引き出す最大のカギは親子関係にあります。
では、どういった親子関係が子どもの自信や意欲を引き出すのか、
下の資料をもとに一緒に考えて参りましょう。
実際の事例、ドラえもんの「のび太の結婚前夜」の話、絵本や曲も取り入れながらお話ししました。
講演の終わりに一人一人それぞれ違う100種類の詩をプレゼントしました。
皆さん熱心に聞いてくださいました。
ありがとうございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
< リンク >
講演会の講演依頼.com|長谷川満 プロフィールページ
https://www.kouenirai.com/profile/3820
システムブレーン|長谷川満 プロフィールページ
https://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7816.htm
教育講演・人権講演のテーマや内容については
http://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/column/64075/
子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
http://www.hariat.co.jp/ksg/
長谷川満の見方が変わる相談室
http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/471145150.html