和歌山県田辺市で「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」を講演
2月7日(土)は午後から加東市連合PTA様主催の講演会がありました。
PTCA活動支援事業実践発表大会での講演です。
演題は「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」。
私、こんな顔しているんですが詩を書くんです。
詩を書いて時々自分のブログに載せたりしているんですが、先日といいましても3年ほど前になります。「あのとき」という詩を載せましたら、なんと震災で被災された宮城県の方からコメントを頂きました。
短い詩ですのでちょっと紹介したいと思います。
「 あのとき 」
あのときも あのときも
あのときも あのときも
楽しかった
あのときも あのときも
あのときも あのときも
幸せだった
あのときはそれがわからなかった
あのときはそれに気づかなかった
(はせがわみつる)
震災後なのでとても心に沁みました。
子育て中なので色々と当てはまり過ぎて涙がほろっと出ました。
1日1日を大切に生きようと思いました。 (コメントより)
自然災害というのはあたり前の日常生活を根底から奪っていきます。
そのあたり前の日常生活が奪われてはじめて、それがどんなに幸せだったかを知りますね。
皆さんが今あたり前に過ごされている日常、それこそが幸せですね。
あと10年、15年ほど経って、子どもが成人して、家から出ていって・・
ふと、
子どもがまだ子どもでいてくれた頃、そう今のことをきっと思い出されることでしょう。
「ああ、あの時は楽しかったなあ・・」
「ああ、あの時は幸せだったなあ・・」と。
だったらその幸せを、今の幸せをもっともっと味わって過ごせばいいんじゃないでしょうか。
せっかく幸せな時間の中にいるのですから。
今、皆さんのお手元にあります「あいさつ天国」という詩もそういう思いから生まれた詩です。
ちょっと読んでみます。
「 あいさつ天国 」
おはよう いってらっしゃい
おかえり
いただきます ごちそうさま
おやすみなさい
ありがとう
何気ないひと言ひと言だけど
家族だから交わす言葉があって
それが交わし合えるって
きっと すごく
幸せなことなんだ
(はせがわみつる)
ある不登校のお子さんをお持ちのお母さんがこんなことを言われました。
「先生・・、
子どもに『いってらっしゃい』と言えるってことは幸せなことだったんですね・・。」
子どもが不登校になったら『いってらっしゃい』が言えないんですね。
そら、そうですね。
でも、子どもが元気に学校に行ってる間は『いってらっしゃい』を言えることが幸せだなんて思ったこともなかった。今、子どもが不登校になって、それが言えなくなってはじめて、『いってらっしゃい』と子どもに言えるってことは幸せなんだということがわかった。
『いってらっしゃい』と言えないということは『おかえり』も言えないんですね。
『ただいま』と元気よく帰ってくる子どもを『おかえり』と言って迎えられる幸せ。
そんな幸せを今一度思い出してもらえたらと思いましてこの詩を皆様にお配りさせていただきました。
そのようにお話ししました。
そのあと「プラスの問いかけ」や「自信と意欲を育てる親子関係のつくり方」の資料をもとに事例やエピソードをまじえて楽しくお話ししました。
講演の終わりに熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違う詩をプレゼントしました。
追記:講演後に明石市民会館での講演http://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/column/44789/を聞いて下さった方が控え室に挨拶に来て下さいました。
「先生の講演は2回目です。前は明石の市民会館で幼稚園東播地区PTAの時に聞かせてもらいました。ありがとうございました。」
そういえばあのときも挨拶してくださった方だったように思いました。
思いがけずお会い出来てうれしかったです。
僕のブログも見て下さっているみたいで、孫のメイちゃんのことも知って下さっていました。
子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
http://www.hariat.co.jp/ksg/
不登校でお悩みなら
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親も子も幸せに成長していくヒントがいっぱい!
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