愛知県安城市での家庭教育講演会 テーマは「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」
1月21日(水)は午前中、歩いて2分の距離にあります加古川市立加古川幼稚園に講演に行ってきました。
テーマは「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」。
人権講演会はこのテーマでお話しさせていただくことが増えました。
最初に詩「しあわせになるれんしゅう」を紹介しました。
この詩を家の玄関でもいい、リビングでもいい、トイレでもいい。
これを貼っておいてもらえたらひらがなを読めるようになった子どもが大きな声で読むんですね。
「しあわせになるれんしゅう
こそだては まつれんしゅう・・」
それを聞きながら「あ~、そうやった、そうやった、子育ては待つ練習やった・・」と子どもから子育てを教えてもらう。
「ふうふは ゆるすれんしゅう・・」
子どもから夫婦のあり方を教えてもらう。
子どもから人生を教えてもらう。
そうしていつでも謙虚な心に立ち戻らせてもらえば、子育てで大きく間違えることはないんじゃないかなあと思って皆様にお配りしました。
そのあと絵本「くまのこうちょうせんせい」を読みました。
この絵本のモデルになられた浜之郷小学校の大瀬敏昭先生は「余命3ヶ月」の宣告を受けられてから亡くなるまでずっと「いのちの授業」を続けられました。
大瀬先生はその授業研究の中で「私たち大人が悩み苦しみを抱えているように子どもたちもまた苦しみや悲しさを抱えています。私たちはそれに気づき、それに寄り添い、痛みを分かち合うことこそがいのちの大切さを伝えることなのです。」と仰っておられました。
子どもの痛みに気づき、寄り添い、痛みを分かち合うことが出来るのは私たちが賢いからではなく、敏感だからでもなく、私たち自身も痛みを抱え、弱さを持った存在だからです。
弱さは恥ずべきものではありません。
自分の弱さを認め、受け入れた時、それは思いやりや許す力へと変容します。
そしてそれらを持つことができた時、初めて本当の意味でいのちの大切さを伝えることが出来るようになるのだと思います。
最後に「弱さという贈りもの」という詩を読ませていただいて僕の今日の講演を終えたいと思います。
「弱さという贈りもの」
神さまは
人間を弱くおつくりになりました
みんな仲良くするようにと
淋しくないようにと
わざと弱くおつくりになりました
助け合って 補い合って
笑い合って 暮らせるようにと
わざと弱くおつくりになりました
自分の弱さを知って
自分の弱さを許せたら
許せないものはなにもない
byはせがわみつる
最後に小田和正さんの「たしかなこと」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
講演を聞いて下さった皆さん本当にありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしています。
(3月29日(日)午後2時20分から約90分間、加古川総合庁舎1階「かこむ」にてペアレントセミナーを行いますので、もし興味がおありでしたらご参加下さい。)
お待ちしています。
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