講演「子どもが伸びる!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」 明石市民会館
11月21日(金)は午前中、加古川市立川西幼稚園に講演に行って来ました。
聞いて下さるのは幼稚園のお母さん方とふれあい保育で幼稚園に来られたお母さん方です。
演題は「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」。
最初に詩「あいってなあに?」についてお話ししました。
目も見えない、耳も聞こえない、触れることでしか物事を知ることが出来ないヘレン・ケラーに対して、家庭教師のサリバン先生は触れることが出来ない『愛』を教えようと指文字でやさしく語りかけられました。
「ヘレン、雲はさわることは出来ないけれど、雨はさわれるでしょう。雨は乾いた大地を潤し、草や木や花を育てるでしょ。愛も雨のようなものなのよ。」
しかし、触れることの出来ない『愛』というものがヘレンにはわかりません。
『愛』をうまく伝えられない自分の無力さに、サリバン先生は涙を流されました。
その涙の一滴がヘレンの手のひらに落ちた時、ヘレンには愛が何であるかということがわかったというんです。
僕はその話にたいへん感銘を受けまして、自分だったら幼い子どもたちにどんなふうに愛を伝えるだろうかと考えた時に生まれたのがこの「あいってなあに?」という詩です。
「あいってなあに?」
おひさまが
でると
あかるくなるでしょ
おひさまが
でると
あたたかくなるでしょ
あなたと
いると
あかるくなるの
あなたと
いると
あたたかくなるの
byはせがわみつる
愛とは人の心を明るくするものです。
愛とは人の心をあたたかくするものです。
その愛をあなたが私に持ってきてくれた。
そんなふうに愛を伝えられたら素敵だなあ、という思いからこの詩が生まれました。
そのあと「親学10か条」の1番から3番までを事例や絵本「いいこってどんなこ?」を紹介しながら解説していきました。
いい親じゃなくていいし、上手に育てられなくもいい。
欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。
子育ては「はじめてのおつかい」みたいなものです。
サーッと間違えずに買い物して、サーッと迷いもせず、転びもせず、帰ってきたらおもしろいこともなんもありません。
間違えたり、転んだり、うまくいかなくて泣いたり、そうしてボロボロになってママの顔が見えたら「ママー!」と泣きながら、お母さんも泣きながら「よくがんばったね、えらかったね」と抱きしめて・・。
だから感動するんです。
だから子育てはうまくいかなくていいし、迷ったっていいし、間違えたっていいんです。
下手でいいんです、自分らしく一生懸命育てたのならそれで100点満点です。
そんなふうにお話ししました。
講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
今日の講演会に参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
お蔭さまでリラックスして楽しくお話しさせて頂くことができました。
またお会い出来る日を楽しみにしております。
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