大阪市鶴見区人権講演会『体罰の根っこを考える』

長谷川満

長谷川満

テーマ:教育・人権講演会

 10月6日(日)は大阪市鶴見区まで人権の講演に行ってきました。
 タイトルは「体罰の根っこを考える ~上下関係から信頼関係へ~」。

 聞いて下さるのは鶴見地区の住民の皆さんや地域の役員の皆さん。





 体罰がどうしていけないのかの理由を5つ、箇条書きにして説明しました。

 1、体罰はクセになる

 2、特定の子に集中する

 3、エスカレートする

 4、ストレス発散の手段になる

 5、上記の1~4について無自覚である



 体罰をふるう先生というのは熱心な先生が多いんです。
 なんとか伸ばそう、強くしよう、そういう思いから自分は悪者になってもいいから、この子のために心を鬼にして厳しくしなければと自分ではそう思っているんです。
 でも、実際は無自覚のうちに、それがクセになり、特定の生徒にばかり集中するようになり、エスカレートし、ストレス発散の手段になっていってしまうのです。
 体罰をしている教師本人はある種、いいこととはいいいませんが自分は悪者になっても今ここできちんとわからせておかねば、正しく導いてやらねばという正義感みたいなヒロイズムがあるのです。
 実はただそれがクセになっており、自分のその日の気分や感情をもろに反映したストレス発散の手段になっているのに、その点については無自覚であり、自分の体罰は自己正当化してしまっているというのが、体罰の一番恐ろしいところです。
 体罰をしている本人は、本当に生徒のためを思ってしていると思い込んでいますから。

 そのようなお話をしました。

 最後にキロロの「未来へ」の曲にのせて、参加して下さった皆さんお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。



 参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
 皆さんとてもあたたかくて、講演後の茶話会はとても楽しかったです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。

 


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長谷川満
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長谷川満(家庭教師)

家庭教師システム学院

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