講演「子どもが伸びる!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」 明石市民会館
今日は午前中、姫路市立糸引幼稚園での講演会がありました。
演題は「子どもからの3つのプレゼント~幸せはなるものではなく気づくもの~」。
子どもは親に3つのプレゼントを持って生まれてきます。
一つ目は「愛する喜び」、二つ目は「愛される喜び」、三つ目は「愛するものどうしが共に暮らす喜び」。
どれも喜びというプレゼントなんですね。
では一つ目「愛する喜び」からお話しさせていただきます。
親は自分の子どもを持って初めて自分の命より大切なものがこの世にあることを知ります。
それは本当の愛を知った瞬間でもあります。
そしてそれは喜びに満たされた瞬間でもあるのです。
愛と喜び、この二つは実は一つのものの両側面です。
それを心で実感として知ることができた。
これは子どもが「愛する喜び」をプレゼントしてくれたんですね。
二つ目、「愛される喜び」。
子どもはどんなお母さんでも愛します。
顔は関係ありません。性格も関係ありません。
たとえどんなに怒られたって、子どもにとってはお母さんが世界一なんです。
無条件なんですね。
無条件に愛してくれている。
そしてまた子どもは無条件にお母さんを信じています。
子どもはその身と、その命と、その育てられ方と、その全てをお母さんに預けています。
100%無条件で信じています。
信じられる理由があるからではありません。
理由はありません。
理由がなくても信じる。
だからこそ信じるということは尊いのです。
かつて、これほどまでに純粋に、無条件に、愛され、信じられ、必要とされたことがあったでしょうか。
これは、子どもたちから「愛される喜び」をプレゼントされたんですね。
三つ目、「愛するものどうしが共に暮らす喜び」。
これを別名「幸せ」と呼びます。
皆さん、結婚される方に「お幸せに!」っておっしゃいますよね。
どうしてそう言うのでしょう?
それはこれから愛するものどうしが共に暮らすようになるからです。
皆さんはもうすでに愛する子どもたちと共に暮らしていらっしゃいます。
もうすでに私たちは幸せなのかもしれません。
「幸せはなるものではなく気づくもの」
大切なのはこれから幸せになることではなくて、「今すでに幸せなんだ」と気づくことなんだと思います。
幸せとは、家族みんなが笑っていること。
そしてそのためには、まず自分が笑うこと。
笑うためには許すことが必要です。
誰を?
自分をです。
誰にでもダメなところや欠点はあると思います。
皆さんは自分のそのダメなところや欠点を直そうとするのではなく、
許して下さい。
そして自分の欠点を許したように、ご主人やお子さんのダメなところも許してあげて下さい。
そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
そうして皆さんが許し合って、笑い合って、幸せに暮らしていかれることを心より願っております。
そう話を締めくくったあと、皆さんに曲と詩をプレゼントしました。
熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせて、お一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
講演会に参加して下さった皆さん本当にありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしています。
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