プラスの問いかけ、マイナスの問いかけ

長谷川満

長谷川満


 「 なんで勉強しないの? 」(マイナスの問いかけ)

 「 嫌いだから。邪魔くさいから。 」(マイナスの答え)

 マイナスの答えを言われるとイライラして傷つける言葉を言ってしまう。
 そうすると子どもは反抗的に黙るか、そんなこと言われるから余計にヤル気をなくすと言い返す。
 「はじめからヤル気ないくせに一人前の口きかんとき!」と感情的に怒鳴る。
 「ほら、また決めつけや。ヤル気ないっていつも決めつける。」
 延々と不毛な言い争いが続く。


 では、最初の質問を変えてみたら・・・


 「 どうしたら自分から進んで勉強するようになると思う? 」(プラスの問いかけ)

 「 さあ・・、勉強がおもしろかったらやるようになるかなあ・・。」(プラスの答え)

 「 どうしたらおもしろくなると思う? 」(プラスの問いかけ)

 「 わかったら。」(プラスの答え)

 「 どうしたら勉強がわかるようになると思う? 」(プラスの問いかけ)

 「 先生の話をよく聞く。毎日、勉強する。 」(プラスの答え)

 「 何か手伝えることある? 」(プラスの問いかけ)

 「 じゃあ、8時になったら勉強するから、8時やでって声かけて。 」(プラスの答え)

 プラスで問いかけるとプラスの答えが返ってきて、それを繰り返す中で解決策が見えてきたりします。


  
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長谷川満
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長谷川満(家庭教師)

家庭教師システム学院

発達障がいや不登校の子の意欲を引き出すには自己肯定感を高める必要があります。その子のありのままを受容し、信頼関係を築き、成功体験と褒め言葉で自信と意欲を引き出します。

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